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ひと☆輝き☆通信 9月1日号


もっとハガキを活用しよう



 99歳の新藤兼人監督「一枚のハガキ」が各地で上映されています。太平洋戦争末期、新藤監督は32歳で召集され、100人いた仲間はクジを引いて順番に出撃。生き残ったのは新藤さんを含め6人だけだったといいます。戦争が終わると、クジ運の良さを喜んだ新藤さんだが、年数が経つにしたがって94人の仲間の死を思うようになる。「私は自分の力で生きているんじゃない、亡くなった彼らに生かされている」と。

 新藤監督は兵舎のベッドで戦友に一枚のハガキを見せられる。妻から届いたものでした。そこには「今日はお祭りですが、あなたがいらっしゃらないので何の風情もありません」とだけ書いてあったという。戦友はそれを新藤監督に見せてフィリピンに向かい、戦死する。「戦争は家族を壊す」という新藤監督のメッセージが込められた「最後の作品」です。
      
 先日、「PR現代」の夏季セミナーに参加しました。今回は、店頭、催事、ホームページ、メルマガ、SNS(ツイッターやユーチューブ、フェイスブックなどのソーシャル・ネットワークサービス)を含めた「クロスメディア型」による具体的なアクションについて学び、きものとジュエリーの事例発表も。記念講演では「ハガキ道」を提唱・実践されている坂田道信氏(広島県在住)の話に感動しました。 

 坂田氏は、森信三氏とその弟子の徳永康起氏に出会い、「複写ハガキ」を教えられます。苦しい生活の中で、ハガキに励まされたといいます。昭和57年「複写ハガキを書くことは道である」と開眼され、「ハガキ道」を創始。ハガキだけで平均1日30枚、年間1万枚、ほかに年賀状が2万枚にのぼるといいます。

 セミナー後の懇親会で、PR現代・大下禮敬相談役から坂田氏を紹介していただき、10分ほど話をしました。「商売ほど面白いものはない。ハガキを書けばどんどん広がる。感謝の心を伝えるのです…」という貴重な言葉をいただきました。出張から家に戻ると、坂田氏にハガキを書き、お礼を述べました。すると、すぐ「複写ハガキ」で返信が…。今度は小生の資料(小冊子)をお送りしました。3日後でしょうか、坂田氏はご自身の「城山だより」を送ってくださいました。
      
 今は携帯やインターネットという便利なものがありますが、ハガキにはその人の「便り」を伝えるという大切な思いが込められています。映画「一枚のハガキ」で、新藤監督は「今日はお祭りですが、あなたがいらっしゃらないので何の風情もありません」という文面がずっと記憶にあり、最後の作品は「このハガキのことを描こうと思った」といいます。

 携帯やインターネットが普及しているときだからこそ、逆にハガキや手紙が生きてくるのではないでしょうか。ちなみに、茨城県古河市の郵便局長にはハガキで近況報告をしています…。


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松阪木綿の復興に向けて…

松阪木綿11


 「銀座もとじ」泉二弘明社長が松阪手織り木綿のつくり手と意見交換



 松阪木綿手織り伝承グループ「ゆうづる会」(向川雅代会長、26人)はこのほど、きもの専門店「銀座もとじ」社長・泉二弘明氏を講師に迎えて松阪市内で意見交換した。
 
 1981年(昭和56)に発足した同会は、来年3月の30周年記念作品展に向けて、現在、メンバーが「嶋」をテーマに「松阪嶋」と明治の嶋を再現したものづくりを進めているが、同時にこれから市場に求められるものづくりをしようと泉二社長に指導を仰ぐことにした。
  
 「ゆうづる会」は、松阪木綿の復興を目的に手織り講習を受けた終了生13名が自主運営グループとして立ち上げた。第1期講習生の指導には伊勢市在住の染織家・鈴木節さんが当たった。その後、手織り技術の向上や後継者育成講習、産地見学、PR活動などを行い5年ごとに作品展を発表している。来年3月30周年記念展を開催するが、松阪木綿振興会の別所孝雄副会長(松阪呉服商組合)は、産地のつくり手をクローズアップしたものづくりを進める泉二社長に相談。松阪手織り木綿が市場に求められるものづくりについて専門店の立場からの意見を聞くことにした。

 松阪木綿で「男もの」

 泉二社長は、糸からこだわったきものを製作。「プラチナボーイ」を使ったオリジナルきものをつくるなど、産地のつくり手と一緒になったものづくりを進めている。
 
 意見交換では、「ゆうづる会」から「藍色に魅せられてこの世界に入りました」「制限が多い中で工夫してつくっている」「いい縞をつくりたい」など技術伝承に力を入れる声が聞かれた。これに対して、泉二氏は素材としての綿や染め、織り、水洗いしたときの縮み率の明記が大事だとした。また、松阪手織り木綿で「男もの」をつくってほしいと要望。メンバーからは「課題は多いのですが、頑張ってチャレンジしていきたい」と抱負を語った。


ゆかたティークルーズ

ゆかたティークルーズ


 神戸の観光グルメ船「コンチェルト」貴賓室。

 大阪の丸十「北山サロン会」ツアー企画に33人の女性経営者らが参加されました。

 主催者の北山社長(右端)のゆかたは、蝙蝠(コウモリ)。横におられる女性のゆかたは、トランプ柄の「不思議の国のアりス」。

 写真で見えるでしょうか。ご自身でゆかたに合わせてトランプ柄の帯富を作られたそうです。 

 「コンチェルト」社長・南部真知子さんも同席していただき、船のこと、神戸のことを話していただきました。

 

京都祇園で第3回勉強会

第3回勉強会


 着る人を増やそうーー早比楽美装きもの学院・佐藤比早子さん


 8月1日、「早比楽(さくら)美装きもの学院」の佐藤比早子総学院長を講師に迎えて実施しました。

 同学院は、九州、関西、関東、名古屋、長野各地で教室を構えるとともに大阪・梅田の阪急百貨店、東京・銀座の松屋、名古屋・名鉄、高島屋などの有名百貨店で実演を実施しているが、最近は全国のきもの専門店との取り組みが成果を上げている。

 佐藤総学院長がきものの世界に入ったのは50歳前の頃。「昔からきものは何本もの腰ひもを使い、伊達締めをしっかりと巻いて着崩れしないように窮屈そのものでした。私は小さい時から踊りやお茶を習い、きものでの生活をしていました。50歳を前に右腕が後ろへ上がらなくなり、帯を前で結ぶようになりましたが、きもののこの窮屈感をどうにかしようと日々考えて、ゴムの特性を生かし3本のベルトで長じゅばんからきものまで楽に着られるようになりました」。

 次に体型補整。
 「今までは、それぞれにタオルなどを使い、手作りで、見た目にも格好悪く人の前では絶対に脱げないものでした。私は下着の機能性(汗の吸収、洗濯の気軽さ)を重視し、ブラジャー、バスト補整、ウエスト補整、きものスリップをつくり、着姿がきれいに楽にきものライフを楽しめるようになりました。今では全国の有名デパートで実演販売をしてお客さまに喜んでいただいております」。

 最近は、きものの寸法について話す機会が多いという。「寸法は技術以前の問題です。窮屈感がないよう襟肩開き、繰り越し、身八ツ口をゆったり目に開ける“新寸法”を説明しますと、お客さまもメモを取って聞いておられます。寸法をしっかりと勉強すれば、うまく着ることができるので、今年はその普及のために指導者育成に力を入れます」。
 
プロフィール

幸せプロダクション

Author:幸せプロダクション
■プロフィル

大阪市生まれ。法政大学文学部卒業。日本繊維新聞京都支社編集部記者として呉服、ブライダル、テキスタイル、アパレル、ジュエリーなどを担当。現在、PR現代の雑誌「ネクスト」副編集長。


■実績

〈新聞〉

・連載「私の歩んだ道」
その1.小川甚次郎(小川会長)26回(1990年)
その2.市田ひろみ(服飾研究家)22回(1991年)
その3.佐藤比早子(美装きもの学院総学院長)28回(2000年)

・連載「わらべの旅」(加賀友禅作家・由水十久の生涯)66回(1992年)
・連載「伊勢型紙を生きる」(伊勢型紙の歴史と現在の状況について)33回(1997年)

〈論文〉

「“町づくり”からきもの振興を」(懸賞論文第1席)1995年2月
(全国和装産地市町村協議会主催「きもの振興に関する提言論文」

〈著書〉

『手技の魂にふれて 伊勢型紙を生きる』(1998年11月15日、日本繊維新聞社発行)
『極める』(2005年5月13日、教育研究所発行)
『幸せコーディネーター』(2008年4月15日、幸せプロダクション発行)

〈講演会企画〉
・「シルクロードに魅せられて」(2004年12月、講演者=染織研究家・名和野要)
・「万葉の花――こころ花の如く」(2005年12月、万葉の花研究家・片岡寧豊)
・「幸せコーディネーター」(2006年12月、幸せコーディネーター・山本克恵)
・「カラーに魅せられて」(2007年7月、カラーワールド社長・門園富美子)
・「元気が出るおしゃれ」(2008年12月、トータルファッションプロデューサー・横田仁美)
・「おもてなしの心」(2009年9月、神戸クルーザーコンチェルト社長・南部真知子)

〈パーティーなど企画〉
・おしゃれパーティー春の宴(2006年4月から毎年1回)
・おしゃれバザール(2007年12月~2009年12月、計3回実施)

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